久しぶりの投稿。今の仕事に関係すること。
久しぶりの投稿ですが、仕事に関係することを書きたいと思います。
現在、ITハードウェアの第三者保守サービスを提供している企業に勤務しています。
何それ?ITハードウェアって何?と思いますよね。
ITハードウェアとは、一応、サーバー、ストレージ、ネットワーク機器、WSも
入るかな。
じゃあ、第三者保守サービスって?と思いますよね。
第三者保守サービスは、上記の危機の製造メーカーや系列保守会社以外の第三者企業が
提供する保守サービスのことです。
現状、特に多いのは、メーカー保守の終了後もシステムを維持・運用したい企業や
団体(地方公共団体含む)でご活用いただいております。
そもそも、なぜメーカー保守は終了するのか、ということですが、最も多いのは、
保守用の部品が枯渇してくるからです。
ある一定期間の故障を想定して、保守部品も製造されますが、それも新しいライン
アップが販売されてくると部品の製造数も少なくなってきます。
そのため、メーカーでの延長保守は(購入時に加入する保守を特別に延長してもらう)
保守部材が提供できる限りで、と説明されるそうです。
では、なぜ第三者保守サービスで、メーカー保守終了後のシステムの延長保守ができる
のでしょうか?
それは、リースアップした機器やお客様からの不要機器、リユース市場などからグロー
バルに調達するからです。そういった市場から調達してきたものはほとんどの場合、
すでにお気づきかもしれませんが中古品となります。
中古品で大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、第三者保守事業者は、入手して
きた機器を目視から始まり、構成された部品一品、一品を検査して、これまでの知見で
得た厳しい検査基準をクリアしたものを保守用部材として、在庫、契約に応じて配備
していきます。検査方法も最終的には実機に組み込んでOSをインストールし、動作
確認まで行っております。
お客様の中には、我々が提供する部品の品質保証をPL法に則って求めてくることがあり
ますが、私共はメーカーではなく製造をしているわけではないので、そういった場合、
対応していないことをお伝えします。
じゃあ、交換後すぐ壊れたらどうするのか?という質問に切り替わりますが、その場合
には、障害復旧のため、何度でも交換対応を実施いたします。
今回は、ここまで。
次回は続きか、他のお話で。